活動報告
アンバサダーの伍代夏子氏が沖縄県国頭村を訪問
この度、6月11日(木)に、アンバサダーの伍代夏子氏が沖縄県国頭村を訪問し、村長らと対談を行いました。

伍代氏「ヤンバルクイナを助けて、猫ちゃんも助けて、どっちも助ける」
まず「りく・なつ同室避難推進プロジェクト」アンバサダーの伍代氏より、「りく・なつ同室避難推進プロジェクト」の活動内容、プロジェクト立ち上げの背景などが紹介されました。国頭村長の知花靖氏より、2021年に世界自然遺産に登録された国頭村の紹介、猫の放し飼いによる生物多様性への影響など国頭村がおかれている現状の説明をいただきました。
さらに環境保全課長の平良政幸氏より、「行政だけでは、課題が解決が難しく、様々なステークホルダーの方々と協力・連携していきながら、保護猫の取り組みを行っていかないといけないのかなという部分を常々感じております。今回このご縁を機にいろんな方々と協力・連携していきながら、日本国内の動物たちが幸せになれるよう、皆様と歩調を合わせて取り組みができたらなと思っております」との挨拶で対談がスタートしました。
平良氏より、北部にあるやんばるの中にいるヤンバルクイナを守るために、都市部からの猫が北部のやんばるの中に流入するのを防止する重要性、猫を保護する必要性が説明され、続けて「保護された猫は、10日間の猶予期間を設けて、飼い主さんがいないかどうかの確認を実施し、飼い主がいない場合には、2〜3ヶ月かけて様々な検査やワクチン接種を終えた状態で譲渡となります。8割程度の猫は県外(主に東京)へ飛行機で送られます。輸送費はかかりますが、猫にとって『幸せな家庭』をみつけるため必要な経費と考えています。猫1頭あたり約4〜5万円の医療費(検査、避妊・去勢手術)を負担するため、今後、企業向けふるさと納税制度やクラウドファンディング等で資金調達をする構想があります」と、説明されました。
伍代氏は「たくさん、猫ちゃんを引き取りたいという連絡が来るようにSNSを活用したり、広げていくことが大切ですね。ヤンバルクイナを助けて、猫ちゃんも助けて、どっちも助ける。」と熱い思いを伝えました。
国頭村長「我々にはやんばるの森を守って、次世代につなぐ大きな責任がある」
国頭村長は、「我々にはやんばるの森を守って、次世代につなぐ大きな責任がある」と述べ、「発信のご協力よろしくお願いします。」とメッセージを伝えました。
環境保全課主事の久場竜巳氏は、「ヤンバルクイナを守るため猫を保護して、譲渡につなげていくという流れは、あまり誰にも知られてない業務なので、この業務をもっと周知し、譲渡にうまくつなげていけたらなと思っています。」と広報活動への協力を要請しました。
環境保全課の金城由希乃氏は「国頭村の取り組みってすごく特別です。苦しみもあるけれど、ヤンバルクイナが50年後もいるように踏ん張って行きたいと思います。この活動を発信できるような取り組みがみんなでできたらなと思っています。」とヤンバルクイナを守る決意を述べました。
伍代氏は「皆様と同じ気持ちです。私は犬も猫も、爬虫類も、とにかく生きるものすべて大好きです。そしてそういう自然や、そこに住む生き物たちを残していきたいです。けれど、外から入ってくるのは拒めないし、入ってきちゃうこともあって。来ちゃったら侵略されてしまうかもしれない。それが自然の淘汰というか、弱肉強食というか、そういう摂理なのかなとも思うんですけど、残してきたものを守るっていうのも人間ができることだと思うので、悩みをみんなで分かち合って、皆さんと力を合わせて一緒に頑張っていきましょう。」と締めくくりました。
伍代氏「すべての猫ちゃんに、新しい家族が見つかるようにできる協力はしたい」
表敬訪問の後、国頭村役場から徒歩3分の環境保全課の保護猫飼育施設を視察しました。
保護された後、施設で健康状態の確認、予防接種、避妊手術などを行い、新しいご家族にお引渡しというフローや、現在保護されている病気のある猫ちゃんのお世話状況などを担当者から説明いただきました。
施設を見学した伍代氏は、「すべての猫ちゃんが愛され、大切にお世話をしてもらっているのが伝わってくるくらい、とても人懐っこい。すべての猫ちゃんに新しい飼い主が見つかるように、できる協力はしていきたいです。」と職員の皆様に伝えました。
開催概要
■催事名:国頭村訪問
■日時:2026年6月11日(木)
■出席者:
国頭村長 知花 靖 氏
りく・なつ同室避難推進プロジェクトアンバサダー 伍代 夏子 氏
環境保全課 課長 平良 政幸 氏
環境保全課 主事 久場 竜巳 氏
環境保全課 金城 由希乃 氏
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