りく・なつ防災コラム

【りく・なつ2周年】ペットと防災について考えよう!

防災対策

2025年7月25日に、りく・なつ同室避難推進プロジェクトがスタートして2周年を迎えました。また、今日はりく・なつアンバサダーの伍代夏子さんにちなんだ「夏子の日」でもあります。この機会に、りく・なつのサイトを深堀りし、防災対策について見つめ直してみたいと思います。

同室避難とは?

そもそも「同室避難とは何か?」ということを広めるところから、りく・なつ同室避難推進プロジェクトはスタートしました。災害時、ペットと暮らしている方は避難場所や方法などに苦慮されることも多いかもしれません。そうした不安や悩みを少しでも解決できるよう、ペットと一緒の空間に避難する方法が「同室避難」です。

自治体によって、ペットと避難ができるかどうかはまだまだ異なるのが現状です。また、ペットと避難ができる避難所が見つかっても、必ずしも一緒に生活ができるわけではありません。これからの災害に備えて、自身がお住まいの自治体の災害対策について調べておくことが非常に重要です。

👉️ 同室避難についてもっと知ろう!
同室避難・同行 / 同伴避難の違いと必要性

ペットとの災害対策で必要なこと

ピースワンコ・ジャパン 神石高原シェルターで犬舎で過ごすワンコ達と触れ合う伍代夏子氏

もしも災害に遭ってしまったときに、事前に準備がまったくできていないと、パニックになってしまう可能性が非常に高くあります。ペットも人間も基本は同じ。水・食料の備蓄や、季節によって暑さ・寒さ対策などを平常時から行っておく必要があります。

また、ペットと同行避難や同室避難をした場合、周囲の人へできる限り迷惑をかけないよう、日頃から正しい躾を施すことは最も重要と言っても過言ではありません。

飼い主の役割や、発災時のチェックポイントなどを自分の中で整理することをオススメします。

👉️ 平常時に災害対策について学ぼう!
ペットと防災
ペットと避難
災害発生時、飼い主はどうしたらいい?

りく・なつでできる災害対策

当サイトでは災害対策に役立つコンテンツを多数ご用意しております。情報収集やペットを守るためのツールなど、必要に応じてご活用ください。

避難フローについて調べる

大規模な災害に遭った時、その度合が深刻であればあるほど、国や自治体などによる「公助」に大きな役割を期待することが難しいため、自分で自分の命を守る「自助」が最も重要になります。

また、ペットは自分だけで避難や安全確保をすることはできないため、飼い主が正しい知識と情報を取り入れ、ペットの命を守る行動をしなければなりません。

災害発生時にどのように行動をしたらよいのか、以下のフロー図が参考になります。ページのブックマークや画像を保存するなどして、いつでも確認できるようにしましょう。

ペットの情報共有ができるようにする

避難所や仮設住宅に入居する際には、ペットの情報について登録する必要があります。また、アレルギーや病気などがあるペットについては、餌や対処法などをわかりやすく周知するために、日頃からペットの情報を持ち歩いておくと安心です。

当サイトでは、ペット情報を書き込むための防災ブックのダウンロードが可能です。こちらは、災害時に備えてペットや飼い主の必要な情報をひとつにまとめておけるハンドブックです。必要事項を書いて持ち歩けば、いざというときに役に立ちます。

👉️りく・なつオリジナル 防災ハンドブック

また、スマホなどに保存しておけるプロフィール画像の作成もできます。防災ブックの持ち出しができなかった場合でも活用できるので、こちらも作成しておくと安心です。

👉️画像生成ツール ペット防災プロフィール

また、万が一ペットと離れてしまったり、行方不明になってしまった時はすみやかな捜索が求められます。自治体へ協力を要請することは大前提として、自身でもSNSなどを通じて捜索活動を行うことが可能です。

ペット捜索ポスターなどを、被災している中で作成するのは大きな負担がかかりますので、専用ツールなどを使うことをおすすめします。

当サイトにも、迷子ポスターを作ることができる機能がありますので、ぜひお役立てください。

👉️画像生成ツール 迷子保護・捜索用

避難場所や自治体の防災対策を明確にしておく

ペットに関する防災対策や避難方法・場所に関しては、自治体によって異なります。同室避難や同行避難を受け入れている避難所や、一時保護をしてくれる施設・団体、もしも迷子になってしまったときの連絡先など、平常時から調べておくことで、もしもの時に必ず役立ちます。

また、支給品やその頻度などについても明記されている自治体のパンフレットやホームページがあったり、講習会を開いている場合もあったりするため、ご自身がお住まいの地域の情報を収集しておきましょう。

りく・なつでは、全国の防災情報をまとめています。ぜひお役立てください。

👉全国ペット防災情報
※より細かい地域については、各ホームページや役所などへお問い合わせください。

 

 

災害が起こらないことが一番ですが、発災は人の手ではどうしようもできないことが多くあります。少しでも被害を軽減できるよう、日頃から対策を進めていきたいですね。

りく・なつ同室避難推進プロジェクトでは、3周年目もさらに皆様にお役に立てるコンテンツをお届けしていく予定です。InstagramやTwitterでも、ペットと防災についての情報を続々発信していますので、ぜひ併せてご覧くださいね。

👉️ SNSはこちらからチェック!

 

これからも、りく・なつ同室避難推進プロジェクトをよろしくお願いいたします!

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